新緑の京都は、緑、緑、そして緑
京都だろうが海外だろうが、基本的に食ってばかりいる私ですが、京都には、食以外にも楽しみがいっぱいあります。
その一つが、四季の移ろいです。
春の桜も、秋の紅葉も、確かに素晴らしい。
しかし、梅雨の前、新緑の燃えるような緑も、冬、雪の降りしきる中の、枯れた寺院の佇まいも・・。
いつ訪れても、その季節季節の美しさがある。
京都は、本当に素晴らしいところです。
龍安寺も、大好きなスポットの一つです。
石庭は、修学旅行の学生さんで大混雑。
学生さん、みんな興味なさそうで、廊下に寝転がる子も。
ガイドさんや先生はお怒りでしたが、学生時代を思い出し、懐かしい気分に浸ることができました。
龍安寺で私が好きなスポットは、マイナーだと思うのですが、石庭と、蹲踞(つくばい)や侘助椿がある側の間の廊下です。
取り立てて、何か目立つような石があるわけでもなく、鮮やかな花が咲くわけでもなく・・。
しかし、廊下に座って仏殿の方角を眺めているだけで、いつもの刺々しい気持ちが和らぎ、心の平安を感じることができます。
これからの梅雨のシーズン、観光旅行で雨に降られるのは憂鬱なものですが、雨の中の石庭や、蹲踞、侘助椿の風景も、ものすごく情緒があっておすすめですよ。
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大雲山 龍安寺
〒616-8092 京都市右京区龍安寺御陵下町13
TEL (075)463-2216
拝観時間 3月1日~11月30日;8:00~17:00 12月1日~2月28日;8:30~16:30
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