台北の人気雲南料理レストラン、人和園雲南菜
夜は、ちょっと変わり種のディナーに出かけます。
中国雲南省の雲南料理が楽しめる、人気の老舗レストランがあると聞き、タクシーで錦州街まで。
さて・・・日本人にはあまり馴染みがないと思われる、この雲南省。
三国志ファンの方であれば、「七縱七禽」の故事で有名な、諸葛亮と南蛮王孟獲との攻防戦をイメージされる方もいるかもしれないですね(私とか)。
雲南省は、中国の西南部に位置し、ベトナム、ラオス、ミャンマーといった東南アジアの国々と隣接する、言わば「中国の端っこ」にあたる部分になります。
Wikipediaによれば、
雲南省の漢族の料理は、中国の八大料理の内の四川料理に属し、唐辛子を多用するものが多いが、汽鍋鶏(チーグオジー)と呼ばれるスープ料理のように、あっさりした味付けの料理もある。食材として有名なものに各種のキノコがあり、オオシロアリタケ、ポルチーニ(ヤマドリタケ類)、マツタケなども使われる。出汁をとるのには鶏の他に、宣威火腿(雲南ハム)もよく利用される。
タイ族やペー族の料理も唐辛子を使うものが多く、共通性もある。また、昆虫食も行われており、ハチや竹虫の素揚げなどはレストランでも食べられる場合がある。
とのこと・・。
昆虫食もあるなど、なかなかにディープな土地ですね!
しかし、ここ台北の人気レストラン雲南人和園(ユィンナン・レンハーユェン)は、そういった珍味系の料理を出すタイプのお店ではなく、スタイリッシュな店内で、「モダンなキュイジーヌをいただく」といった風情のレストランです。
きのこや豆等の野菜を使った、上品な料理が多いです。
この干煸香菇(エリンギときのこの炒め)、きのこの風味と、唐辛子のピリッとした辛さがマッチして、食欲を増進させてくれます。
そしてこの鶏油碗豆。
「は?ただのグリーンピースのスープじゃね?」と思うなかれ。
こちら、雲南人和園さんの自慢の一品で、グリーンピースを一豆一豆大きさで選別し、鶏のスープに仕立てたもの。
参考:雲南人和園[ユィンナン・レンハーユェン] | 台湾グルメ・レストラン-台北ナビ
口に含んだ時の、豆の「ぷちぷち」という食感が、本当にたまりません!
締めは、雲南の名物料理「過橋麺」をいただきます。
日本語混じりで気さくに話しかけくれる店員さんが、テーブルで調理してくれます。
最早台湾料理のお約束(?)のように感じられてきた、「優しい味付け」の過橋麺。
こういう言い方をするのかは不明ですが、思わず相方氏と声を揃えて、「ええダシ出とるね~♥」と嘆息してしまった次第。
コテコテ中華料理のように胃もたれすることもなく、明日もおいしいものいっぱい食べられそうです!!!
人気のお店なので、事前に予約して行かれることをおすすめします。
ホテルのフロント等で、代わりに予約してもらうようにお願いしてみましょう。
—
雲南人和園
台北市錦州街16号
住所 台北市錦州街16号
電話番号 (02)2536-4459、(02)2568-2587
営業時間 11:30〜14:00、17:30〜21:00
休業日 年中無休
クレジットカード 可
日本語 Menu あり