東京で油そば食べるなら、中央線乗って「珍珍亭」に行くべし

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JR中央線に乗り、はるばる、武蔵境駅までやってきた。

武蔵境・・そこは駅から5分も歩けば眼前にはビニールハウスも広がる、のどかなベットタウン。
畑と家、コンビニと大学ぐらいしかない。

不安になりながら歩くこと徒歩20分、亜細亜大学キャンパスほど近く、「珍珍亭」にたどり着いた。
13:30過ぎだったが、10人ぐらい並んでいる。

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数年前にブームになった油そばであるが、その起源については諸説あるようだ。
今回は、知り合いから「油そばを食べるなら珍珍亭が一番」という口コミを聞き、武蔵野まで足を運んだというわけ。

油そばの発祥
発祥は各説あり不明である。1952年に創業した国立市の一橋大学そばの「三幸」が、昭和30年代前半頃から酒の肴として提供を開始したとする説、1958年(昭和33年)に武蔵野市境の亜細亜大学そばの「珍々亭」(1954年創業)で誕生し 、その近くにある「丸善」との相乗効果により学生を中心に流行し発展したという説がある。他にも油そばの店として知られている店として、小金井市の「宝華」、武蔵野市の「ぶぶか」がある。いずれにせよ東京の北多摩東部地域を発祥とする麺料理である。
油そば – Wikipedia

メニューはいたってシンプル。
普通のラーメンも置いているが、やはり客のほとんどは油そばを注文する。
他の客の注文の仕方を聞いていたが、「油そば大+ねぎ皿+スープ」や、「油そば大+ねぎ皿+生卵」というパターンが一番多かった。

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わたしは、初回なのでとりあえず「油そば(並)+ねぎ+生卵」にしてみた。

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どんぶりの底に、醤油とラードっぽい油が入っており、卓上に置いてあるラー油と酢をお好みでかけ、ぐっちょぐちょにかき混ぜて食べる。

ぬぅ・・思いのほかうまい!!!

つけ麺とは食感が全く異なり、生卵も和えているため、独特の食感が楽しい。
そして、どんぶりの底のタレ(スープではない)と絡めて食べると、一気に食が進む感じだ。

満足はしたが、若干駅から遠い。車か、バスで行った方がよい。
また、このためだけに中央線乗って来るというのは、若干交通費的にコスパが悪いと思われるため、中央線沿線の別の用事とセットで出かけると、幸せになれるだろう。

油そばとしてのクオリティは申し分ないです。好きな方はぜひお試しを。


珍々亭 (珍珍亭 ちんちんてい)
TEL:0422-51-2041
住所:東京都武蔵野市境5-17-21
営業時間:11:00~16:00
定休日:日曜・祝日

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